ソウバンメンのブランドヒストリー
日本のインスタント麺の源流と言われている台湾の即席めんは、台湾のソールフードです。
特に汁なし混ぜ麺は、昔からよく食べられている郷土料理となっています。
高度経済成長も一息となった台湾では、価格が高くても品質や満足度を求める本物志向の傾向が高まってきました。
そのような中、後の高級即席めんの火付け役として誕生したのが「ソウバンメン」です。
麺の製法やソースの調合など、あらゆるところにおいてこだわり抜いた「ソウバンメン」は市場に参入してから瞬く間に広まりました。
後に追随者が次々と現れましたが、今でも不動の首位となっています。
台北にある迪化街は、日本統治時代の趣が色濃く残る台北屈指の一等地に、「ソウバンメン」の専売店はあります。
台湾の方だけではなく、世界中の人々がそこで「ソウバンメン」に出会い、魅了されています。